フリーランスのくるみさんが税理士である福島先生(著者)に質問するようなストーリー形式で書かれており、とてもわかりやすい本です。
そもそも経費ってなに?
私もサラリーマンなので、経費について深く考えたことはありませんでした。コロナ禍によりテレワークメインとなり、暇な時間を何かに使いたいと思い、副業に手を出し始めたため、気になってきました。(いつか高収益を得たときの知識のために、、、笑)
そもそも税金とは所得(=利益)に対してかかります。この利益を減らすことで税金を少しでも少なくすることが節税に効果的なんです!
経費として認めてもらうためには、領収書が必要です。そのため、フリーランスの方々はせっせと領収書を貯めています。
ただし、経費として認められるものと認められないものがあるため、コンビニのレジ前からレシートを取ってきて経費としてもダメですので注意ください。
本書では必要経費として以下の通り定義されています。(法律上はめちゃくちゃややこしいからムシ)
- 仕入れや材料などの売上に直接対応する支出(商品の仕入れ)
- 利益を得るため、仕事に関係する支出(備品・文房具・交通費など)

領収書とは?
支出を経費として認めてもらうために必要となる領収書
これは基本的にはお店側に書いてもらう必要がありますが、お店側が忙しいなどの理由で書いてもらえないことがあるそうです。その際は以下の点を余白に追記しましょう。
- 日付
- 金額
- 相手先(店名など)
- 内容(食事代としてなど)
ちなみに確定申告の書類としてわざわざ領収書に変える必要はありませんので安心してください。なんならレシートの方がなにを買ったかわかりやすいし、お店側にも迷惑をかけにくいです。
減価償却とは?
もう訳がわからなくなってきましたね?とても難しい日本語です。
これは例えば、300万円の車を購入したとき、それを一気に経費として計上すると、その年の利益がかなり減ってしまいます。車などは資産として複数年使用することが明確なので、何年かに分けて分割して経費とすることを減価償却と言います。
これって経費になりますか?
本書のタイトルですが、さまざまなパターンで経費になるパターンとならないパターンを紹介してくれています。とても参考になるため、フリーランスの方は一度読んでおくべきかと思います。
ちなみに経費にすることで、税金が安くなり、結果として儲かるというスキームです。
税金関係について最近読んだ中でおもしろいと思ったのは、こちらです。
住宅ローン控除などの一般人に関係する節税方法はもちろん、有名な芸能人が個人事務所を作る理由や、海外移住をして節税する方法などものっていて読んでいておもしろかったです。(だからあの有名人は海外に行ったのかなー?)
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