タイトルのあの人とはソフトバンク社長である孫正義のことです。著者は孫さんに同行し、英語でスピーチする姿をたくさんみてきた経験を持っています。
そして、その孫さんのスピーチを分析することで、中学英語で世界のトップと互角に交渉していることを突き止めました。
今回は本書に紹介されている一部を共有することで、自分の英語表現力をアップしつつ、読者のみなさんにも簡単な英語で外国人と会話する方法を学んでいただきたいと思います。
発音を捨てて、アクセントとリズムに意識を集中する
本書では、発音を捨てて、アクセントとリズムに集中すべきといっています。
そうすることで、英語らしく聞こえるため、外国人にも聞き取りやすい英語が話せるそうです。
そのためには、積極的に声に出すことが大切です。シャドーイングが一番いい練習になるのではないかと本書では書かれています。
おすすめは英語DVDを丸ごと1本覚えてしまうことだそうです。。。(難しそう・・・)
『スクリーンプレイ』と言うシリーズは、英語のテキストと日本語の訳が載っているだけでなく、ムズカいしい単語や熟語の解説も載っているため、シャドーイングに集中できるそうです。
これを使って英語DVDを丸ごと1本覚えてしまえば、英語のアクセントとリズムが身に付くそうです。
(著者は今まで英語DVDを1本丸ごと覚えて英語が話せないと言う人に一度も出会ったことがないそうです。)
発音については、”英語耳”を使用することで克服することができると思います。
本書は本当におすすめの教材です!毎日20分かける100日繰り返すことができれば、発音がかなり向上します。
正しい英語で話さないといけないと言う思い込みを捨てる
日本人で生まれた以上、ノンネイティブスピーカーという自覚を持つべきです。
海外には英語話者の中には第2言語として使用している人、使用せざるを得ない人がたくさんいます。
そのため、日本人が思っている以上に、正しい英語は使われていないそうです。
確かに、オンライン英会話を実践したところ、なんとか会話は繋がることを経験しています。
孫正義が使っている英単語約1500個を頻度順に並べてみた
本ブログに全ては書きませんが、最終章には、孫正義がよく使う英単語を頻度順に並べています。
個人的な感想を言えば、DUO3.0である程度勉強した後に本書を読めば、わからない単語はほぼないのではないかと思いました。
やはり一番登場回数が多いのはTheやIなど冠詞や主語です。そのほかそれ自体で意味のある単語でも、
Divide:分割する
Revive:復活させる
Penetration:浸透
などがわからなかった単語で、
Shareholderなどビジネスで使いそうな単語ももちろん含まれておりある程度の英語力があれば、カバーできるような気がします。
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