なんでも英語で言えちゃう本

書評

今回紹介する本は青木ゆかさんが書かれた”なんでも英語で言えちゃう本”です。
英語を読んだり、聞いたりした時になんとなくの意味はわかるけど、こちらからアウトプットすることがとても難しいと感じていた時に、本屋さんで見つけました!


本書を読むことで、自分の知らない単語であっても英語で説明できるテクニックが紹介されており、言いたいのに言えないという状況を打破してくれます。オンライン英会話でも実践できるテクニックですので、オンライン英会話受講中で伸び悩んでいる方にとてもおすすめの本です。

英語がペラペラな人たちが知っている秘密

本書は「英語で表現できない言葉をなくす方法」が記載されています。でもこれって考えにくい話とは思いませんか?日本語で知っている言葉の英単語がわからなければ、言えないと思う人が多数だと思います。つまり、これまでの英単語学習の必要性を真っ向から否定する本と言えますね😭笑

でも確かに、英語が話せる人も全ての英単語を知っているのか?と言われるとそうではないと思います。
自分に置き換えて考えてみても、全ての日本語を完璧に理解しているか?と言われると、首を傾げてしまいます。

本書ではそれについて紹介してくれているため、詳しく解説していきます。

英語が話せない理由

完璧主義な人が多く、間違い=恥と考えてしまい、なかなか発信できない人が多いのが日本人です。
そのため、TOEIC850点を持っていても、英会話ができないと悩んでいる人も多くいます。

この「正解至上主義」・「TOEIC点数主義」・「辞書がないとダメ」というマインドを捨て去る必要があります。

例えば、足を崩してくださいを英語にしてください。と言われた時には、
Please relax your legs.でいいのです。

完璧にこだわらず、自分の理解できる英語で表現する方法を意識することが大切です。

ここまで読んでいただき、なんとなくわかったかもしれませんが、
ペラペラな人=言い換える力がある人です。

例えば、私はチョコレートが好きですを英訳すると、
I like Chocolate.になりますが、Likeの使用を禁止されて場合どうしますか?

本書では、
Chocolate makes me happy.や
No Chocolate,no life.
などさまざまな言い換えトレーニングを行う重要性が説かれています。

LIBERTY ENGLISH

個人的なおすすめ方法

本書を読んで、個人的にいいな!と思った考え方ですが、

①具体的にする、②視点を変える、③大人語を捨てるです。

①は私は協調性があります。と言いたいときに、それを5歳児に伝えることをイメージしてみてください。5歳児に協調性という言葉はわからないです。ちなみに英語で協調性はCooperativenessだそうです。

おすすめの方法として、”私はあなたの意見を受け入れます。”・”私は他の人のアイディアを尊重する。”など簡単な言葉に置き換えることです。(=大人語を捨てます。)
そうすることで、
I can accept other people’s ways of thinking.
I respect people’s idea.
など表現することができます。

②の視点を変えるですが、私の視点・あなたの視点・ものの視点の3つから文章を作ることができます。
あなたの学校は給食ですか?と聞きたい場合、
あなたは子どもの昼食を作る必要がありますか?や私は子どもに昼食を作らないといけませんか?
など視点を変えることで表現の幅が広がります。
さらに、子どもは昼食を家から持っていく必要はありますか?といった表現もできます。

③は言いたいことを子どもに伝えるようにいうことで、日本語でも簡単な言葉=英語でも簡単な言葉になることが多いということです。

まとめ

本書はあくまでも英語が話せるようになりたい人のための考え方について紹介しています。
I have a pen.
Is he OK?
Where do you want to go?
She can’t go swimming.
この文章がわかれば、英語は考え方次第で話せる!もしもっとこだわりたいのであれば、話しながら理解していけばいいという気持ちで学んでいくことが大切です。

読むことで、英会話のモチベーションが上がります!簡単に使えるテクニックばかりを紹介してくれているので、一度読んでみてください。

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