英語を自分のものにするためにネイティブの感覚を知りたいと思っていました。
ちょうどタイトル通りの本を見つけ、しかもその著者が1億人の英文法を書かれた大西泰斗さんだったので早速読んでみました。英語初心者の私がこれはいい情報だと思った箇所をピックアップしてみます。興味を持ちましたら、購入or図書館などで探してみてください!!!
(※私は図書館で見つけました♪)
MUSTの基本イメージ
助動詞mustには『〜しなければならない』・『〜にちがいない』という2つの意味があります。
しかし、ネイティブは上記を同じイメージで理解しています。その基本的なイメージは、PRESSURE(圧力)です。それも抵抗し難いほど強い圧力です。
① I must go now.
この場合、話し手は『そろそろ帰ろっかなー』位の感覚ではなく、『そうせざるを得ない強力な圧力』を感じています。この圧力が相手に向けられると、命令的な意味合いを持つことになります。
② He must be mad.
①とはちがい、『ちがいない』と訳すこの文章も圧力を感じます。単なる当てずっぽうではなく、確固たる自信を持っていう時に使います。
圧力はmustに過去形がないことからも伝わります。つまり、圧力は現在感じるため、must には過去形がないのです。(過去を表現する場合は、Had toを用います。)
では、このHave toとmustの違いを一言で言うと、前者は必要性を表し、後者は命令を表します。
You don’t have to come at 8,but you mustn’t arrive at later than 9:30.
8時にくる必要はないけど、9時半を過ぎてはダメです。
他にも
Power のイメージを持つWill
Potantialのイメージを持つCan
Permissionのイメージを持つMay
がありますので、助動詞のイメージを掴みたい方はぜひ読んでみてください。
UPの基本イメージ
下から上へのイメージ、上という位置関係を示します。と言うことはほとんどの人が知っていると思います。
上と下を比べたときに、上=良と言うイメージになる方が多いと思います。
他にも量の増大のイメージも大切です。Go upは出世する・増大するといった意味にもなります。
英語圏の文化や歴史背景を理解することも、英語学習には必要なことと思います。
留学して身につけるのが一番手っ取り早いかもしれませんが、読書で身につけるのも一つの手です!
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