文系のためのめっちゃやさしい物理

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このシリーズはめちゃくちゃ好きで、前回は『文系のためのめっちゃやさしい天気』を紹介しました。
今後、このシリーズについてはたくさん紹介していくつもりですので、よろしくお願いします。

東京大学の先生が伝授してくれるため、本当にわかりやすいと感じています。
ちなみに私は工業高専を卒業しているバリバリの理系です。(とは言っても賢くはないですが、、、)

数式が苦手なあなた(私)も『力と運動』、『気体や熱』、『光や音』、『電気と磁気』、『原子』について理解を深めることができる本です。

一緒に『物の理(もののことわり)』を理解しましょう!

今回は本書の中で印象に残ったところのみ抜粋します。(他にも興味深い内容がありますので、ぜひ書籍を購入してお読みください。)


無重力の宇宙でも体重は測定できる!?

無重力の宇宙で体重を測るなんて考えたこともなかったですが、そもそもできないのでは?と思いませんか?

これはかの有名な運動方程式を使うことで解決できます!
数式を使わないと入っても、この式はとても大切です。

F=ma
F :力【N】
m:質量【kg】
a :加速度【m/s^2】

質量と加速度は反比例する
力と加速度は比例する

この式を使えば、力と加速度がわかれば、質量が分かります。
日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙旅行を行ったことでも知られる前澤さんも紹介しています。

動画を見ていただければ分かるとおり、バネのようなものの上に乗っています!
これは、バネの力(F)があらかじめわかっている状態で、加速度(a)を測定する機会です。
そこから、F=maの式を用いて、質量(m)を算出する宇宙ならではの体重測定装置です。

本を読んで賢い人がいるもんだなーと思っただけですが、Youtubeで見てみると前澤さんがしっかり使用していて、ものすごく頭の中にイメージが湧きました!

やっぱりYoutubeってすごい!!!

吸盤が壁にくっつく理由を知っていますか?

お風呂場などでよく使われている吸盤ですが、接着剤なしでどうして壁にくっついているかご存知ですか?

吸盤が壁にくっつく仕組みの鍵は私たちの周囲を飛び交っている無数の”分子”たちです。

実感することはありませんが、気体分子は、空気中を自由に飛び交っていて、私たちの体にも大量の気体分子が常に衝突しています。

ひとつひとつは小さいですが、合計すると無視できない力となります。これを圧力と言います。

吸盤を壁に押し付けると吸盤の中の空気が押し出されます。そうすることで、吸盤内部からの空気の圧力が小さくなります。そのため、外側から押される力が内側から押し返す力より大きくなり、壁に押し付けられるのです。

まとめ

物理は世界の最先端の技術を理解するためにも必要な知識です。
テスト勉強になると億劫かもしれませんが、本などで分かりやすく、実世界にあるものの紹介などを通して、少しずつ物理の知識を増やしていくことも大切だと思いました!

ぜひ読んでみてください!

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