なぜ人は疲れるのか?
ストレスとは?(いいストレスと悪いストレス)
疲労をどのように解消するか?
これまで私は「他人と比べて自分はどうか?」ばかりを気にしてきましたが、本書を読んで、「自分史上、最高の自分」を目指すことの重要性ついて理解しました!
「自分史上、最高の自分」を作るには
「自分史上、最高の自分」は自分の行動をひとつひとつ選択した先に作られます。
ちなみに最近”スタンフォード式〜”というタイトルの本が多いと思いませんか?
本書もそのひとつですが、その理由は、スタンフォード大学が成果を出すからです!
スタンフォード大学は学業もスポーツも有名です。
東京オリンピックにはスタンフォード大学から合計53名の選手を送り込み、タイガー・ウッズなどのアスリートもスタンフォード大学の卒業生です。


なぜスタンフォード大学は成果を出せるのか?
結論から言えば、以下の2点です。
・本人のモチベーションの高さとそれを継続できるアイデアの豊富さ
・それをサポートするバックの「優れたサポートチーム」
サポートチームが最新の科学に基づき、「選手にとって何がベスト」なのかを常に模索しています。
こちらの本もおすすめです!
日本は世界有数の「疲労大国」
日本の会社員は慢性的な疲労を感じており、世界でも有数の「疲労大国」と言われ、日本人にはもっと「休憩」が必要とまで言われています。
疲労が著しくパフォーマンスを低下させることは言わずもがなですが、有効な解決策を知らない人が多すぎると思います。
本書を読めば、ちょっとした日常習慣で、「その日の疲れ」を「その日のうち」に、あるいは、「今この瞬間の疲労」を「今この瞬間」に解消できます!
でも、本を読むのが億劫な人は、この記事を流し読みするだけで、ちょっとした日常習慣を知ることができ、さらに実践することにより「自分史上、最高の自分」になることができるかもしれません。
「ドーパミン」と「セロトニン」 人生を充実させる2つのホルモン
意欲的に物事に取り組むモードの主役:ドーパミン
これは意欲を向上させ、人を目標達成へと前進させてくれる働きをします。
心身をリラックスさせてくれる主役:セロトニン
これは健やかなムード、イライラの軽減、睡眠や食欲に関わってきます。
この2つをコントロールすることで、人生を充実させることができるのであれば、そのコントロールの仕方を勉強するべきとは思いませんか?
「ドーパミン」のコントロール方法
大人の脳を成長させるには?
- 自主的な意思(なぜ学びたいのか?学んだ先に何があるのか?)
- 集中(1日どれくらい頑張るのか?)
- エラーと休憩(エラーが起きたら修正し、疲れたら休む
この3つを軸に大人は自分で自分を動機付け全身する必要があります。
脳は「90分ごと」に集中が切れる
90〜100分の睡眠サイクルは「ウルトラディアン・リズム」と言われます。
これは日中でも起こっているため、この「ウルトラディアン・リズム」で作業を行うと「浅く眠っているかのようさ静けさ」を脳に与えることができます。
言い換えると、約90分ごとに作業をすることが生産性を上げるコツです。
超集中状態(フロー状態)になるために
極度の集中状態でありながら、リラックスできている状態を「超集中状態(フロー状態)」と言います。これは「絶好調を超えた絶好調」と言われ、「どこまでも行ける!」「どこまでもやれる!」状態になれます。
この状態では「行動が先、思考は後」となり「考えるより先に体が動く」ことでほぼ思考なしで集中できます。皆さんも一度や二度は経験があるかもしれませんが、困ったらとりあえず行動です!
そして、失敗したら休憩すればいいのです!
「セロトニン」のコントロール方法
セロトニンを分泌させる方法でよく知られているのが、朝日を浴びることですが、それだけでは不十分です。副交感神経を上げるためには呼吸を大切にするべきと感じています。
これは私個人の体験談ですが、ここ最近毎日のように”瞑想”を行なっています。1日10分程度しか時間を割いていないにもかかわらず、とても穏やかな気持ちになることを感じています。
呼吸法のポイントは「息を吐き切ること」
現代人は息を吸いすぎている!と言われています。まずは「息を吐き切る」ことに注力しましょう。
「息を吐き切る」ことをしないと、副交感神経優位になるチャンスを失います。
自分が少しイライラしているや緊張していると感じた時に「息を吐き切る」ことに集中してみてください。
なお、呼吸は「口から吸う」のではなく、「鼻から吸う」ことを心がけてください。
口は「飲食のための器官」のため、本来呼吸のために備わっていません。
「呼吸のための器官」である鼻から呼吸することを意識するだけで、細かいチリや最近の侵入を防いでくれます。
私のイチオシ! 「生理的ため息」
「生理的ため息」という言葉は聞いたことはあるでしょうか?今回本書を読み、初めて聞いた言葉でしたが、実際試してみてすごく効果があると感じたため共有します。
これはスタンフォード大学で研究している人がつけた名前で、
「2回吸って、1回で吐き切る」という呼吸法です。「今すぐ落ち着きたい時にとても効果的」だと感じたため、気になる方はすぐに試してみてください!
早起き、朝食、朝散歩
これは最近私が実践していることで、習慣化できてきたと思っています。
本書にも同様の内容が記載されており、この3拍子揃うことが理想的な1日の始まりだそうです。
朝日を全身で浴びながら散歩することで、セロトニンの分泌が促進されます。
セロトニンが分泌されることで夕方になるとそれがメラトニンに変わり、心地良い睡眠を促してくれます。個人的な感想になって恐縮ですが、朝散歩から始めるとその日1日の心が穏やかになると感じます。
ハイパフォーマーになろう!
「自分の行動」を決めるのは「自分」です!
「ドーパミン」を分泌する必要があるときはその「行動」を選択します。
「セロトニン」を分泌する必要があるときはその「行動」を選択します。
つまり「行動の選択」から「脳の働き方」を変えていくことでハイパフォーマーに近づけるのです。

他人軸に振り回されず、自分軸を生きる
これが本書を読んで一番心に刺さった言葉です。
「自分の人生の主役」になることを心がけながらこれからも頑張っていきます!
なお、この記事では紹介しませんでしたが、IAP呼吸法についても詳しいポイントが載っていました。
気になる方は本書を読んでいただくか、「スタンフォード式 疲れない体」を見てください。
やっぱり筋トレ
筋トレは最大のソリューションであるようにやっぱり最後は筋トレです!
コロナ禍でジムに行けない人はぜひ以下の記事を参考にしてみてください!!!
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