なぜ急に脱炭素社会と言われ出したのか?

書評

これまで、複数の環境関係の本を読んできましたが、
最近、環境問題について以前とは比較できないほど、
問題視されていると感じます。

この理由は何なのか?
また、結局どうしたら良いのか?

を詳細にかつ読みやすく紹介してくれている本を
見つけましたので、紹介します。

本当はわたしのブログを読んでほしいのですが、
絶対に本を読んで理解を深めた方が良いです。

しかし、そんなの読んでる暇ないよ!
てな方のために、3分だけ時間をください!

気になったらぜひ本書を買って読んでみてくださいね!


なぜ脱炭素社会なのか?

現在、使われているエネルギーの多くは化石燃料が占めています。
(世界で8割以上、日本だけでみたら7割以上のエネルギーが化石燃料)

化石燃料を燃やすことで、CO2が発生します。

このCO2は温室効果ガスと呼ばれることは現代を生きる人にとっては
当たり前のことですが、

2021年8月にIPCC「気候変動に関する政府間パネル」が
「1750年ごろ以降に観測された温室効果ガス濃度増加は人間活動が原因」
と断言しました。

このままでは、
・異常気象の発生
・海面の上昇
・干ばつ

などなど、安心・安全な生活が脅かされます。

実際、
温暖化による影響で、森林火災が起こり、
・森林火災でCO2発生
・森林現象によるCO2吸収量の減少
・更なるCO2濃度の増加

という温暖化のループ(悪循環)が発生しています。

脱炭素社会に向けて一番大切なこと

これは、みんなで考える!ということに尽きます。

人間が暮らしている地球は誰のものでもありません。
そのため、地球温暖化を自分ごととして捉える人が一人でも
増えることが大切だと思います。

しかし、世界的な会議では、途上国の代表者が、
先進国に対して、これまで良い思いをしてきたと思っている
趣旨の発言をします。

一方で、先進国は、ある程度環境に対しての規制が進んでいるため、
途上国の方が、CO2削減ポテンシャルが多いのでは?と感じている
人も多いそうです。

感情があるため、仕方のないことですが、
これまでのことを考えるのではなく、
これからのことを考えるという思考にシフトしていくことが
何よりも大切です。

個人でも動いたところで、、、
と思っている方もいるかもしれませんが、

国連の調べによると
バスなどの公共交通機関に変えることで、年間約1t
家庭の電気を再エネに変更することで、年間1.5t
肉食中心から野菜中心へ変更することで、年間0.5t

削減することができるのです!

グリーン・バリューチェーンプラットフォーム | 環境省
企業の脱炭素経営に向けた取組を支援するために温室効果ガス排出に関する情報をまとめた「脱炭素経営」の総合情報プラットフォームです。

再生可能エネルギーが多いEU 少ない日本

この理由を正確に説明できますか?
2019年度の日本の電源のうち、再エネの比率は約18%

一方でEU諸国は、3〜4割程度を占めています。

しかし、山地が多く、平野が少ない日本の国土では、
太陽光設備に適した土地がどんどん少なくなっています。

そのため、別のエネルギー源を考える必要があります。

その中で、期待されているのが以下の3つ

  • 洋上風力発電
  • アンモニア発電
  • 水素発電

洋上風力については国内の事業案件に全勝している三菱商事のHPに譲ります。

洋上風力発電で三菱商事が全勝 「価格破壊」に広がる波紋:朝日新聞デジタル
 再生可能エネルギーの導入拡大の切り札とされる洋上風力発電をめぐり、エネルギー業界に波紋が広がっている。昨年12月に国が発表した3海域の公募結果で、三菱商事を中心とする事業体がライバル陣営を寄せ付けな…

脱炭素燃料の切り札

石油や石炭は炭素で構成されています。
そのため、燃焼させると酸素とむすびつき、CO2が発生します。

一方で、水素やアンモニアは燃焼して酸素とむすびついても、
H2OやNOxになるのみで、CO2を発生させません。

https://www.mlit.go.jp/kowan/content/001418023.pdf

人の行動を変える方法

最近ではレジ袋が無料ではなくなったため、
お金がかかるなら、エコバックを持ち歩く
という人が増えたのではないでしょうか?

たった5円でも人の行動を変えることができることには
大変驚きました。

CO2を減らすためにはおそらく同様に少し目に見える形で
お金を支払う必要を生じさせることが
一番手っ取り早いのではないかと感じます。

つまり炭素に値段をつけるカーボンプライシングという考え方です。
すでに欧州では採用されている国もあり、
日本でも検討中です。

カーボンプライシングには、

  • 炭素税
  • 排出量取引
  • クレジット取引
  • インターナルカーボンプライシング

があります。

CO2にお金がかかることで、人の行動が変わり、地球温暖化が防げるのであれば、
個人的には、致し方のないことかなと感じています。

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