一生太らない体のつくり方

書評

あなたがやっているダイエットは効果がない。場合によっては、逆効果かもしれない。
はっきり言えば、『やらない方がマシ』という話から本書はスタートします。

病気を防ぎ、健康的な生活を送るためには正しい知識が必要になります。
インターネット時代に今では、無料で簡単にいろいろな情報を入手できますが、その情報信憑性を自分で判断できる知識を身につける必要があります。

そのためにも、書籍などある程度安心できる情報を参考にすることは誤ったダイエット方法を実践しないためにも重要なことだと思います。

ダイエットに『特効薬』はない

誰でも簡単に痩せられる!食事制限必要なし!といった『特効薬』は誰しもが魅力に感じてしまいます。しかし、『特効薬』を求めるからこそ、明らかに間違った手法に惹かれてしまうことも事実です。

そのため、正しい知識を身につけ、それに基づき判断・実践をしていくことがダイエットの成功の鍵になります。

『特効薬』はないと言いましたが、効率的な方法はもちろんあるため安心してください!

本書は運動をいかに効率的に行うか、筋肉をいかに効率的に鍛えるかを研究している石井直方さんが書かれた本です。さらに著者はボディビルダーとしても活躍されており、机上の空論ではなく、自分の体でさまざまな実験をおこなっています。

今回は本書を読んで、参考になったと感じたところを抜粋して紹介します。ぜひ参考にしていただきボディメイクに役立ててください!

ウォーキング1時間の消費カロリーはご飯1杯分

脂肪を減らすためにまず思いつくこと!

それはランニングやウォーキングといった有酸素運動だと思います!
有酸素運動は、脂肪を消費するだけでなく、心肺機能を高め、末梢の血液循環を改善するという効果を持ついいことずくめの運動です。

しかし、筋トレで代謝の良い体を作ってから有酸素で脂肪を燃焼させた方が効果的です。

人間の1日の代謝でかなりの割合を占めるのは、基礎代謝です。
これは、人間の消費エネルギーのうち60%を占めます。

さらに、そのうちの60%は筋肉から発生する熱です。
つまり消費エネルギーの36%が筋肉量に依存するということです。

そのため、どれだけ有酸素運動をしても筋肉が少ないと、基礎代謝が増えず、思ったより効果が出ないといった状況に陥ります。さらに、食事制限のみでの減量は、筋肉量が減少してしまうことにより、基礎代謝が下がり、かえって太りやすくなる体になる可能性があるため注意が必要です。

有酸素運動は心拍数110〜120で行う

脂肪燃焼を効果的に行うには、筋トレ→有酸素という順番を守ることが大切です。
さらに、心拍数を管理することで、さらに効率的に有酸素運動により脂肪燃焼を効率化できます。

有酸素運動をしてダイエットをすることを推奨されますが、人によって強度が異なります。
フルマラソンを走り切る能力がある人と1キロも走れない人がいるように人によって適度な強度というものがあります。

それが、心拍数110〜120くらいの強度となります。

心拍数を測定するためにはいろいろなものがありますが、個人的にはアップルウォッチをとてもお勧めします!!!(何と言ってもかっこいい!)

筋トレ時の呼吸方法

このブログを読んでいただいている人の多くはアスリートではないと思います。
そのため、筋トレ時の呼吸を意識した人は少ないのではないかと想像できます。

しかし、筋トレ時の呼吸方法を知っておけば、効率的に筋肉を鍛えることができるためお勧めです。

大切なのは、体幹の筋肉が力を発揮するときに強く長く吐くイメージを持つことです。
例えば、スクワットであれば、立ち上がるときに息を吐き、しゃがむときに息を吸うといったイメージです。

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