もしもネイティブが中学英語を教えたら

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今回もデイビッド・セインさんが書かれた書籍の紹介です。

表紙のそでには、

  • could は canの過去形ではない
  • don’t はdo not の短縮形ではない
  • 実は全然強制出来ていないshould
  • 現在進行形は現在おこなっていることだけをいう表現ではない

など、中学英語で学んだ内容が根本から覆る感覚を覚えました。

英語をやり直そうと思っている人にとって
とてもおすすめの本となりますので、興味のある方はご購入ください。

特に中学英語を学び直そうと考えている方はぜひ本書がおすすめです!
中学英語にはネイティブから見ても
英語のエッセンスが集約されているそうですが、
ネイティブが使っているものと少し違う箇所もあるため、
そのまま復習するのではなく、
本書を用いて英語そのもののニュアンスをつかんでしまうことができれば、
本質を理解でき、伝わる英語が使えるようになります!

全て紹介するのは難しいため、本書を読んで特にタメになった事を記載していきます。


一般動詞の疑問文

Do you want any coffee?
Do you want some coffee?

上記の文のどちらが正しいか聞かれれば、
中学英語を学んだ方にとっては、
疑問文の場合はanyを使うといった
教わり方をしている人が多いと思います。(実際に私もそうです!)

しかし、どちらの文も正解で、若干のニュアンスの違いがあります。

人に何かをすすめる時、
ネイティブは相手がYesと答えるのを期待した場合は、
someを使います。

例えば、以下です。
相撲取りのような人がバクバクご飯を食べている状態で
Do you want some more rice?(ご飯のおかわりをもっといかが?)

用事があれば手伝いますよといったニュアンスで
Do you need any help?(何かお探しでしょうか?いらっしゃいませ)

疑問文だからanyという考え方は今すぐ捨てるべきです!

現在形と現在進行形の違い

現在形はよく行う習慣を表現するときに使う時制です。
変わって現在進行形は今まさにやっている
(けど、いつもはやっていない)
といったニュアンスが含まれてきます。

例えば、
I’m working at a bank.
(私は今は銀行で働いています(だけど、もう少しで辞めるかも))
I work at a bank.(
私は(昨日も今日もこれからも)銀行で働いています。)

他にも
He’s wearing glasses today.
(彼は今日は、眼鏡をかけている。)
こちらもいつもはそうではない旨を暗に示しています。

この微妙なニュアンスを理解することが、
ネイティブと話すときに伝わる英語を使うコツです。

未来表現

中学英語では、
I will go to London.
I’ll go to London.

この違いを説明されませんが、それぞれ
・(絶対)ロンドンに行きます!
・ロンドンに行くよ。
という微妙なニュアンスの違いがあります。

willには強い意志が感じられるため、
あえてwillと表現する場合は、絶対することを表現したいときです。
I’llなど短縮形を使った場合は、今その場で決めたニュアンスが伝わります。

他にもBe+going+toで未来表現をする場合もありますが、
・I’m going to London.
の場合は、
・ロンドンに行くことになっている
という意味となり、
Be+going+toは「元々決まっている予定」を表します。

前置詞

in

I’ll go back to Japan in a month.
✖︎ :1ヶ月以内に日本へ戻ります。
○:1ヶ月後に日本へ戻ります。

このinの微妙なニュアンスは確実に覚えておきたい表現です。
他にもin a few days や in a minute などのようにごく短い時間に対して使う用法です。
以内を表現したい場合はWithinを使用するよう心がけましょう!
ちなみにスタディサプリの講師である関先生も同じ説明をされていました!

at

Bob hit at my nose.
✖︎ :ボブは私の鼻を殴った。
○:ボブは私の鼻を殴ろうとした。

atは動作の瞬間を表現します。そのため、この文章の場合は、殴った途中を表現しているため、実際に殴ったかどうかはわからないというのが結論となります。

Everyoneは単数扱い

Every ,Each ,Eitherの3つのEは全て単数扱いです。
そのため、中学では
Everyone has his own opinion.(誰でも彼の意見を持っている。)
と習いますが、時代の変化とともに、Everyを受けるのにHeで受けるのは女性差別という言われています。
そのため、EveryoneはTheyで受けるのが一般的になっています。

まとめ

中学英語を完璧に理解できれば、
ある程度は外国人とお話しすることができると思います。
(ただし、ある程度理解できても、話す練習をしなければ、無理です。)

また、時代と共に英語は変化しているため、
英語をマスターするには
一生勉強を続ける覚悟が必要なのではないかと思います。

これからも英語に関する書籍を紹介していきます!
私も今年初めてTOEICを受験した身分のため、まだまだ勉強中です!
おすすめの本や勉強法があれば、
コメント等でジャンジャン教えていただけるとうれしいです。

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