サバイバル英文法(スタディサプリ 神授業)

書評

今回は関正生さんが書かれたサバイバル英文法について紹介します。本書は神授業でお馴染みの関先生が書かれた本だけあり、とてもわかりやすいです。本書の紹介の後にもあと2冊関先生の本を紹介するかもしれませんのでどうぞお楽しみにしてください。


冠詞 ”a”と”the”

これってかなり難しいですよね。前置詞3年、冠詞8年という言葉まであるくらいだそうです。
まずはtheから紹介していきます。

the(その)

theの説明から入るのは、簡単だからです。学生の時に教わったのは、初めに出てきたらa、2回目に出てきたらtheと教わったのではないでしょうか?

しかし、命令文の勉強の際に、Open the window.(窓を開けなさい。)といった文章が出てきます。この時のtheは2回目に出てきたものではないwindowについています。

I saw a dog.The dog followed me to the station.
これについてもdogの前のtheは2回目というルールに則っていますが、stationの前のtheは2回目ルールが適用されていません。これはなぜでしょうか?

冠詞Theの核心は”共通認識できる(みんなで一斉に指を指せるもの)時にtheをつける”といったルールで覚えてしまうべきです。

この場合、The dogについては、初めに出てきているので、共通認識
The stationについては、話し手が家族と仮定すれば、最寄り駅を指します。
ちなみにThe windowについては命令しているため、共通認識であることは明白です。

不可算名詞・可算名詞について

英語では日本語と違い、かなり数字にこだわります。Waterのように数えられない名詞があることはみなさんご存知でしょうが、これを一つ一つ覚えていてはキリがありません。さらに名詞のほとんどは加算名詞であり、不可算名詞であるため、使うタイミングによって使い分ける必要が生じるため、暗記だけではかなりハードルが高いです。

ここでは”はっきりした形がある場合は加算名詞”というイメージで覚えてしまいましょう。
例えば、前述の水(Water)ははっきりした形がないため、不可算となります。同じ理由でCoffeeもです。このはっきりした形がないものとして、目に見えないものについても当てはまります。

例えば、AdviceやInformationなどがそれにあたります。さらにもう一つのグループとして、切っても変わらないものについてもはっきりした形があるとは言えません。

例えば、Breadなどがそれにあたります。

現在形・進行形・完了形

現在形:これは過去・現在・未来を表します。
つまり、現在だけではないのです。(私の英語の先生は時間的な幅を持っていると説明してくれました。)

例えば、The train arrives at eight.ではその電車は(過去も現在も未来も)8時に着くといったイメージになります。

ではWhat do you do?はどうなるでしょうか?またWhat do you do for fun?はどうでしょうか?

The train arrives at eight.が理解できれいれば、わかるはずです。答えは書籍に譲らせていただきます。当然Googleで検索しても出てくると思いますが、、、

進行形:〜している途中
進行形は〜していると訳すように教わると思いますが、〜している途中というのが核心です。
英語の勉強をしている途中:Studying English
人を待っている途中:Waiting for A
などは進行形になりますが、モノを持っている途中や〜を知っている途中というのは無理があります。
つまり、HaveやKnowは進行形にならないのです。

完了形:これは本の中のイメージ図がとても参考になります。

関正生先生はスタディサプリの先生です!本書を読みたいと感じた方は、スタディサプリで神授業を受けることができますので、ぜひ申し込んでみてください!


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