The child is the father off the Man

書評

子どもは大人の父である。というパワーワードから始まる本の紹介です。
”幼児教育でいちばん大切なこと〜聞く力を育てる〜”というタイトルに目を惹かれました。

私も1歳半になる娘の父であり、娘から学ぶことがたくさんあります。

最近妻に、自分の趣味ばかりではなく、子どものためになることもしてくれ!と叱責されたので、自分の趣味である読書を通して子どものためになる知識を得ようと思い本書を読むこととしました。

子どもを持つ親にとって役に立つ情報を少しだけ抽出してみます!
興味が持てましたら、本書を購入いただければと思います!


子どもは生まれながら天才である

本書は、すべての子が、天才的な天賦の才能を持って生まれてくるという考えを共有するために書かれています。

その潜在力を引き出すために親が何をすべきか?ということが書かれている本であり、我が子の可能性を少しでも伸ばしたいと考えている親(ほとんど全員と思いますが、、、)にとってとても有益な本になっています。

ほとんどの子どもは言葉をマスターします。これは人間のみができることであり、とてもすごいことです。

生まれたての子どもの視力は0.01〜0.02と言われていますが、耳は生まれる前からよく聞こえており、生まれたての子どもに言葉をかけないことは食事を与えないことと同じとまで書かれています。

もし、お子さんがいる方は積極的な声かけをしてあげてください!

そしてその際に注意すべきは、”ゆっくり話す”ことと”繰り返し話す”ことです。
プラスアルファで”はっきり話す”ことと”抑揚をつけること”、”なるべく笑顔で”を心がけてください。

バイリンガルへの憧れは愚かなこと

これには賛否両論あるかもしれませんが、自分への戒めも含め書いておきます。
現在英語勉強中の私は、子どもにも英語ができるようになってほしいと強く願っています。

しかし、人間は2つの言語を同時に習得するようにはできていません。しかし、子どもは非常に能力が高いため、なんとか使い分けてしまいます。

例えば、カナダでは、英語とフランス語を話せる人が多いのですが、2つの言葉が混ざらないように非常に注意を払い、英語の部屋・フランスの部屋と部屋によって使う言葉を変えているそうです。

そもそも、外国人に伝えたいことがないのに、外国語を学ぶこと自体がおかしなこととも書いてあり、伝えたいことができてから学べば良いのです!とも書いています。

大人になってからでも十分英語はできると思いますので、どのように勉強すれば良いのかわからない人は少しでも下記の記事が参考になれば幸いです。(私もまだまだ勉強し始めですので、一緒に頑張りましょう!)

ウソは言葉の遊び

ウソをつくな!!!と小さい頃親に口すっぱく言われた経験はありませんか?
確かに、ウソをつくことはいいことではないのですが、こと子どもに関しては、言葉における遊びのひとつという認識を持つ必要があります。

ウソをつけるということは、相当知的な活動であり、幼い子どもにウソをつくことがよくないことと頭から決めつけるべきではなく、人に迷惑をかけないレベルのウソであればあまり禁じないほうがいいそうです。

耳を重んじる教育をしよう

日本人は、耳を軽んじ、目重んじすぎる傾向があります。
確かに、小学生の頃、忘れ物をしないように、チェックリストをもらったりした経験はないですか?

アメリカでは、幼稚園の頃に、リスニングドリルという聞き方の練習があり、先生が一度しか言わないことを反復して言い直せるかどうかを確認することを行うそうです。

これをすることで、周りがうるさい中でも耳をすまして先生の話をしっかり聞き取ることができるようになります。

本書では、子どもの時に、しっかり聞くことができるように教育しておけば、将来絶対役に立つとまで書いています。

今後、子育ての中で、しっかり聞かせることを意識していきたいと感じました!

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